シルバーウィークの5連休明け、東京から特別支援教育の講師の先生をお迎えして研修会を行いました。 1・2年生の教室。 ひらがなの読み練習をしていました。 ①でんは ②てんわ ③でんわ 正しく読むことと同時に意味をとらえ、その具体的なイメージ(電話の絵)が思い浮かぶこと、これらをセットで身につけていくことが大切だとご指導いただきました。 授業の後半では担任への直接のご指導があり、それを回りの大人たちも、そして子どもたちも聞いています。 子どもたちは大人の姿をよく見ているし、話もよく聞いています。 講師の先生のお話にもちゃんと耳を傾けていました。 今回の研修会にはNHKの取材が入っていたので、カメラクルーが先生方へのご指導の様子を撮影していました。 いつになく緊張感が漂う先生方。 質問はありますか?と問われても反応が薄い。 講師の先生はそんな様子もくみ取って、対話の中から気づきが生まれるように、面と向かって顔を見て、声の大きさを聞き取って話を聞くことの大事さも教えてくださいました。   6時間目の参観での出来事です。 授業を見られるのは緊張するし、恥ずかしい。 知らない誰かが教室を見に来るのを嫌そうにしている子がいました。 しばらく時間をおいてから講師の先生をご案内しようとすると、先生から止められました。 「私は子どもが嫌がっているなら、嫌がることをしたくありません」 そう言って、閉められたドアのガラス越しに、子どもには気にならない死角から、そっとその子の様子を参観されました。 あとでその子のところに行って声を掛けたら、 「がんばってたのに、なんで来なかったの」 と言われました。 緊張もするし、恥ずかしいけれど、ちゃんと心の準備を整えようとしていたのです。 頑張っているところを見てもらいたかったのです。 「嫌そうにしているみたいだったから、嫌がることはしたくないからって、教室には入らなかったんだよ」 と伝えると、その子は 「ふーん、やさしいね」 と言いました。 「教室には入らなかったけど、見えないところからちゃんと見ていたからね。その子にそう伝えてください」 と講師の先生はおっしゃいました。 目の前のその子、一人ひとりに寄り添うとはどういうことなのか、根本から考えさせられるようなワンシーンでした。   研修会のあとも職員室では先生たちの熱いトークが止まりませんでした。 それぞれが何を学んだか、これからどうしたいか。 自立した学び手を育てるにはどうすればいいだろう。 講師の先生にまいていただいた種に水をやり、花を咲かせていくのは私たち職員です。 今日の研修会をきっかけに、さらに学び続ける三岳小の職員集団です。 貴重な学びの機会をいただき、本当にありがとうございました。
6年生が家庭科でエコバッグを作っています。 ミシンを使って周りを縫い、持ち手を付けて、最後は手縫いでゴムを付けて仕上げていました。 完成したエコバッグは29,30日に東京方面へ行く修学旅行でお土産を買うときに使う予定です。 明確なめあてがあることで、いいものを作りたい、丁寧に仕上げたいという心が一針一針にこもっていました。   お隣のなかよし学級では水の「かさ」の学習をしていました。 立方体のマスと筒状のマス、中に入る水の量は同じか、違うか、実際に水を入れて確かめていきます。 「四角の方は横が長い。まるい方は細いけど、上に長い。だからいっしょ」 見事に自分の気づきを言語化して伝えることができていました。 さらにバケツの中には何リットルの水が入るかを予想して確かめていきます。 水面の高さをじっと見つめ、はじめに立てた予想は40リットル。 しかし、水を入れていくうちに 「40リットルも入らなそう」 ということに気づき、20リットル、10リットルと予想を立て直していきました。 「バケツに入るのはぴったり10リットル」 1リットルの水がどのくらいの量なのか、体験的に学び、生活とも結びつけられました。 この45分の算数の時間に凝縮された学びがありました。
今週はイベントの多い1週間だったので、紹介しきれなかった3・4年生の木曽観測所見学の様子をお伝えします。 15日(火)に3・4年生が三岳地区にある東京大学木曽観測所に行きました。 東洋一、世界でも3番目に大きいシュミット望遠鏡が動いているところや中のレンズなどを実際に見ました。 東京大学がどんな研究をしているかも教えていただきました。 後半は講義室の大画面で、特殊なソフトを使ってまるで宇宙旅行に行っているかのような形で星を見せていただき、宇宙の広さを知ることができました。 難しいお話もありましたが、一日東大生になった気持ちで一生懸命に耳を傾ける子どもたちでした。 どうして東京大学は木曽町の三岳を観測の地に選んだのでしょう。 宇宙とつながる三岳の宝。 これからもこのつながりを大事に、子どもたちにはさらに学びの高みを目指していってもらいたいです。
今日は三岳小の授業参観日。 1・2年生 算数「3つの数の計算」「足し算と引き算のひっ算」 3・4年生 音楽 「いろいろなリズムを感じ取ろう」 5年生 国語「どちらを選びますか」 6年生 学級「修学旅行事前学習~仕事について考えよう」 なかよし1・2組 自立活動「なかよしショップふりかえり」   どの学級でも保護者の皆さんがわが子と、クラスの子たちを温かく見つめてくださっていました。 子どもたちはどの子も、自分の頑張っているところ、いい所を見てほしいと思っています。 今日も受付に置いた全校児童の名簿には全員に〇印。 三岳小の参観日は毎回、当然のように出席率が100%です。 こんなにも嬉しくて、ありがたいことはありません。 給食試食会、PTA常任委員会、なかよしショップ販売活動、学級PTA、そして資源物回収打ち合わせ会と大変盛りだくさんの内容で保護者の皆さんにご参加いただきました。 ありがとうございました。
毎年9月27日に行われる御嶽山噴火災害慰霊の会。 そこに鎮魂の願いを込めて飾られる灯篭づくりを、5・6年生がみたけ未来創造塾のお二人と共に行いました。 はじめに噴火当時、町の消防団員として夜通し交通誘導の任務にあたり、被災された家族の思いに直にふれたときの思いや噴火直後の御嶽山がどんな様子だったかを聞き、噴火災害のことをいつまでも忘れてはいけないというお二人の強い思いを全員で共有しました。 きれいなお花で飾る子、御嶽山の四季の移ろいを表現しようとする子、 夜、灯りがともされたときにどんな絵が浮かぶかを考えて作っていく子、 それぞれの思いを届けようとしているのが、出来上がった一人一人の作品から伝わってきました。 58人の命が奪われ、5人が今なお行方不明になっている12年前の御嶽山噴火災害。 6年生はそのとき、生まれたばかりで親の手に抱かれている赤ん坊でした。 5年生は全員まだ生まれていません。 御嶽山の麓、この三岳の地で育っていく子たちは、これからも御嶽山と共に生きていきます。 地域の皆さんの思いをしっかりと受け継ぐ、大切な一日となりました。
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