人権福祉交流月間が始まりました

11月19日まで本校は、人権・福祉交流月間です。

本年度は、各学級での道徳の授業実践と併せて、1.2年生は手話体験、3~6年生は公平について考えるというテーマで、点字と手話の体験、競技用車いすの体験を予定しています。

また、多目的ホールに掲げられている御嶽山の絵に、学年毎の笑顔の写真を足していく企画も予定しています。

そのような期間中の計画や人権ってなんだろうということについて11月4日に担当の職員から話をしました。また、11月8日には校長から皆に意識し、考えていってほしいことについて話をしました。

校長講話では、絵本「ともだちになりたいな おおかみくん」を取り上げました。おおかみくんを「こわい」と思って友だちになることをためらった森のどうぶつたちが、おおかみくんが本当は「やさしい」ということや、「悲しんでいた」ということを知って、自分たちがきめつけてしまっていたことをあやまり、友だちになったというお話です。

私たちも知らないうちに思いこんだり、決めつけたりして本当のその人を理解せずに差別したり避けてしまったりすることはないでしょうか。この期間はいつも以上に、改めてそんな思い込みで周りに悲しんでいる人を生み出していないか「認識する」大事な期間だと思います。

知れば解決するかというとそうはいかないでしょうが、知らないとスタートに立てません。まず、「知る」「認識する」ということが何より大事だと思います。

差別を知り、許さないと思う心を育んでいってほしいと願っています。