9月24日(木)授業から学ぶ 子どもの姿から学ぶ
シルバーウィークの5連休明け、東京から特別支援教育の講師の先生をお迎えして研修会を行いました。
1・2年生の教室。
ひらがなの読み練習をしていました。
①でんは
②てんわ
③でんわ
正しく読むことと同時に意味をとらえ、その具体的なイメージ(電話の絵)が思い浮かぶこと、これらをセットで身につけていくことが大切だとご指導いただきました。
授業の後半では担任への直接のご指導があり、それを回りの大人たちも、そして子どもたちも聞いています。
子どもたちは大人の姿をよく見ているし、話もよく聞いています。
講師の先生のお話にもちゃんと耳を傾けていました。
今回の研修会にはNHKの取材が入っていたので、カメラクルーが先生方へのご指導の様子を撮影していました。
いつになく緊張感が漂う先生方。
質問はありますか?と問われても反応が薄い。
講師の先生はそんな様子もくみ取って、対話の中から気づきが生まれるように、面と向かって顔を見て、声の大きさを聞き取って話を聞くことの大事さも教えてくださいました。
6時間目の参観での出来事です。
授業を見られるのは緊張するし、恥ずかしい。
知らない誰かが教室を見に来るのを嫌そうにしている子がいました。
しばらく時間をおいてから講師の先生をご案内しようとすると、先生から止められました。
「私は子どもが嫌がっているなら、嫌がることをしたくありません」
そう言って、閉められたドアのガラス越しに、子どもには気にならない死角から、そっとその子の様子を参観されました。
あとでその子のところに行って声を掛けたら、
「がんばってたのに、なんで来なかったの」
と言われました。
緊張もするし、恥ずかしいけれど、ちゃんと心の準備を整えようとしていたのです。
頑張っているところを見てもらいたかったのです。
「嫌そうにしているみたいだったから、嫌がることはしたくないからって、教室には入らなかったんだよ」
と伝えると、その子は
「ふーん、やさしいね」
と言いました。
「教室には入らなかったけど、見えないところからちゃんと見ていたからね。その子にそう伝えてください」
と講師の先生はおっしゃいました。
目の前のその子、一人ひとりに寄り添うとはどういうことなのか、根本から考えさせられるようなワンシーンでした。
研修会のあとも職員室では先生たちの熱いトークが止まりませんでした。
それぞれが何を学んだか、これからどうしたいか。
自立した学び手を育てるにはどうすればいいだろう。
講師の先生にまいていただいた種に水をやり、花を咲かせていくのは私たち職員です。
今日の研修会をきっかけに、さらに学び続ける三岳小の職員集団です。
貴重な学びの機会をいただき、本当にありがとうございました。